お兄=秘密彼氏 ~パート2~



俺は静かに部屋へと入った




「う・・・グスン・・・」




泣き声がする



やっぱり 泣かせたんだ・・・・




最悪だな・・・俺






ベッドの上の布団が微かに動いている


この中にちーいるのか?





「ちー・・・」


「・・・は・・ると?」





俺が声をかけると

布団の端からヒョコっと顔を出したちー



うわ・・・メチャメチャ泣いてんじゃん




ゴメンな・・・ちー






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