お兄=秘密彼氏 ~パート2~
すべて話し終わったら
ちーは俺の腕の中から出た
そして 目に零れそうなぐらい
涙を浮かべて 俺を見た
「ゴメンナサイ・・・
私 勝手に思い込んでた・・・」
「いいんだよ
別にちーが悪いんじゃないんだからさ」
「家が違っても
嫌いにならない?」
「当たり前だし♪」
すると ちーは
手で目を擦って 涙を消した
そして 最高の笑顔を見せた
「わかった!
私 大翔を信じるよ!」
くぅ~!!
そんなこと言われると
キスしたくなんじゃん!
「俺はいつまでも
ちーを好きでいるよ」
俺はそう言って
静かにちーの唇に自分の唇を
・・・・・重ねた