お兄=秘密彼氏 ~パート2~





俺は行きつけの

小さなカフェへと向かった











「いらっしゃいませー」





いつもどおり奥の二人席へとすわり

メニューを眺める





んー・・・何にしようかなぁ






「いっいらっしゃ・・いませ」






小さな声で挨拶してくる店員


水を持っている手もガタガタと震えていた




俺はここに週三回は来てるけど


この子は初めて見た



大きな丸い眼鏡をかけてて 髪の毛は三つ編みを二つにしてて

顔も背も小さくて 色が真っ白で


目がクリクリっと大きくて



なんか・・・小動物みたいに可愛かった





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