お兄=秘密彼氏 ~パート2~




「「キャー」」




悪そうな兄ちゃんが近くにあった椅子を蹴った


それと同時に起こる


お客さんの悲鳴






「責任者呼べ!!」


「・・ご・・ごめんな・・さい」





小動物みたいな子は


ひたすら小さな声で謝ってる





その姿がとてもかわいそうで



そしてなぜか愛しくて







「おい!もういいだろ」





気づけば身体が動いていた




少しづつ二人のもとへ近づいていく



周りの客や店員ら全員が俺に注目してる






おっ?俺カッコよくね?





なんか 正義のヒーローみてぇ











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