お兄=秘密彼氏 ~パート2~
「私 お兄の手伝い
してくるね・・・」
私はそう言ってリビングを出た
そして真っ先に大翔の部屋へ向かう
コンコン
「どうぞ」
ガチャッ
「・・・ちーか」
もうすでに荷物を片付け始めている
タンスのものとか 机の中身とか
色んなものが床に広がっていた
本当に 出ていくんだ・・・
「・・・して?」
「え?」
「どうして 出て行くの?」
「・・・好都合だから」
好都合?
それって私と別れる
いいきっかけってこと?