お兄=秘密彼氏 ~パート2~




「あ・・あの・・・」


「フガ?なんでふか?」




口いっぱいにスペサンが入ってて

上手く喋れない・・・





「さっきは・・その・・
 あっありが・・とうごさいま・・した」


「ゴクン! 
 あー別にいいっすよ」


「その・・・
 お礼・・させて・・ください」





お礼?



お礼されるほどでもないと思うんだけど




まぁ いいっか♪





「じゃあさっ
 このスペサン代奢って?」


「へ?」


「いやー さっきあの兄ちゃんに
 千円渡しちゃってさ~

 ハハッ 金無くなっちゃった!!」


「そ・・そんなことで
 いい・・んです・・か?」


「うん♪ いいよ」





小動物ちゃんはわかりましたと言って

仕事に戻っていった





正直 金が無くなるのは

予想外だったけど・・・




やっぱり人を助けることは


いいことだな♪






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