うさぎみたいな彼女



俺が思い出に浸っていると



家から紗和が出てきた



「ごめんね、5分とか言いながら15分待たせちゃって」



『まったく…いつになったら自分で起きられるのかねぇ』



「だってぇ…」



『ま、いいから早く行くぞ』



「うん♪」





*
*
*
*





ガラガラ



由紀「あ、紗和おはよー」


教室に入ると最初に挨拶したのは


紗和の親友の金沢由紀



ショートヘアーで



気が強いけど友達思いのやつ。




蓮「おぉー悠、今日は遅かったな」



こいつは有村蓮



由紀と付き合っている



由紀「紗和、また寝坊したの?」



「起きれないんだもーんι」



蓮「まったく、悠に呆れられちゃうよ」



「えぇ!?嫌いにならないでね!?」



『そんくらいじゃ、嫌いにならねーよ』



「よかったー」






楽しく紗和たちと話していると




担任のおかっちが教室に入ってきた



おか「ほらー席つけー。蓮!またお前は…」




蓮「え、おかっち何?」







< 3 / 4 >

この作品をシェア

pagetop