うさぎみたいな彼女
俺が思い出に浸っていると
家から紗和が出てきた
「ごめんね、5分とか言いながら15分待たせちゃって」
『まったく…いつになったら自分で起きられるのかねぇ』
「だってぇ…」
『ま、いいから早く行くぞ』
「うん♪」
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ガラガラ
由紀「あ、紗和おはよー」
教室に入ると最初に挨拶したのは
紗和の親友の金沢由紀
ショートヘアーで
気が強いけど友達思いのやつ。
蓮「おぉー悠、今日は遅かったな」
こいつは有村蓮
由紀と付き合っている
由紀「紗和、また寝坊したの?」
「起きれないんだもーんι」
蓮「まったく、悠に呆れられちゃうよ」
「えぇ!?嫌いにならないでね!?」
『そんくらいじゃ、嫌いにならねーよ』
「よかったー」
楽しく紗和たちと話していると
担任のおかっちが教室に入ってきた
おか「ほらー席つけー。蓮!またお前は…」
蓮「え、おかっち何?」