6月6日の学校
コチョ コチョ コチョ コチョ
そう言って私の弱点のお腹をくすぐりだした。
「っ!?
ヒャハハハハハハハッ!!
やめっ、やめてぇ!
起きます、起きます!!」
「よしっ」
手をとめてくれた。
ゼェ ゼェと息切れする私。
「じゃあご飯出来てるから早くこいよ」
と言って出て行った。
「はぁーい」
ふぅーー。
朝から疲れた・・・
私は制服に着替えながらそんなことを思う。
少し癖のある腰まで伸びた髪を整えてリビングに入る。
リビングに入るとコーヒーのいい匂いがする。
「遅い」
テーブルの方を見ると不機嫌そうな顔をして座っている咲夜がいた。
「ごめん ごめん」
「早く食うぞ」
私達は向かい合わせになるようにイスに座る。
「「いただきます」」
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