6月6日の学校




「裕輔ぇーー
何糖分バカって」


「コーヒーに10本も砂糖入れるやつの事を糖分バカって言うんだよ。
だから、桜はこんなに太ってるんだよ」


酷いっ!


女性にむかって太ってるはないよね!?


しかも私こう見えて毎日毎日筋トレしてるから食べた分は消費してるのに〜


私は裕輔の頭に一杯蹴りを入れるために構える。


マジで許せない・・・


ドカァッ


「いってぇ!!」


今の音は裕輔が蹴られた音。


私が蹴った音ではない。


私と裕輔の会話を後ろで聞いていた咲兄が蹴ったのだ。


「裕輔君、今なんて言ったかいってみ??(黒笑゙」


「いってぇ!!
って言った」


と蹴られた場所を摩りながら言う。


「その前だよ。
そのま・え。
太ってるつっただろ?
桜の何処が太ってるんだ!!」


「咲夜、そんなに起こるなよ、悪かったって。
冗談に決まってるだろ?」










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