イキナリ総長!?
友達百人できるかなっ♪
ピピピピピピ
僕の部屋に目覚ましの音が響きわたる
「んん〜」
目覚ましを止め大きな伸びをする
7時かぁ〜
眠い〜
あの事件から一週間後
僕たちは退院し今日から学校に行けるようになった
あのときは変な感じだったなぁ
ボーッとしながら着替え朝ごはんを食べていると
ピンポーン
「誰かしら?悠ちゃんお友達と約束してるの?」
「してないよ?」
変ねぇと言いながら母さんが玄関へ向かう
パタパタと小走りしながら母さんが帰ってきた
「なぁんだやっぱり悠ちゃんのお友達なんじゃない」
あぁーそういうことね
わかったと母さんに言いながら朝ごはんの残りを急いで食べる
「じゃあいってきまぁす」
お弁当を鞄に突っ込む
「いってらっしゃい」
…5分後
「あ!!悠ちゃん!!お箸…まぁいっかぁ」
困った母親である