イキナリ総長!?
「そういえば肋骨は大丈夫?」
彰介が眼鏡をあげながら聞いてきた
一週間前松本って人のせいでちょっと治るのが遅くなっちゃったけど…
「大丈夫!体育祭出ていいんだって」
「ふぅ〜ん」
僕の答えを聞いた後彰介はなにやらパソコンをいじり始めた
「蓮どうする?」
「俺はなんでも」
蓮はいつもの爽やかな笑顔で答えた
「僕足速くないからなー…障害物走か二人三脚にしようかな…」
「じゃあ俺もそうしようかな」
蓮、運動神経よさそうなのに…もったいない
キーンコーンカーンコーン
「おいっ!三人とも早く帰るぞっ!」
篤はそう叫ぶと僕らを置いて走り出した
「う、うんっ蓮、彰介行こう!!」
「は「あの、高杉さんちょっといいですか?」
蓮の言葉を彰介がさえぎった
「ああ、ごめん悠里先に行ってて」
「…わかった」
なんなんだろー…?