SKELETON  GAME
「私の名前は、雫っていうの。
 
 私が逃げてた理由は、ゲームのせいなの・・・。
 
 「skeletongame」っていうゲームなんだけどね。
 
 そのゲームを始めようとしたら女の人が出てきて、
 
 「あなたを殺しに来たの。」って言ったの。
 
 その女の人は私を殺そうとして来たの。それで怖くなってきて、
 
 逃げ出して来たの。そしたら、逃げてる途中に奴に会ったの・・・。
 
 奴は顔を変形できるの・・・。
 
 だから私は怖くなって、逃げ出して来た。そしたら、夏芽に出会ったの。
 
 すごく怖くて何も考えずに走ってた・・・。夏芽に会えて本当によかったァァ!!」

私はすべての事を話し終わった後、夏芽から真実を聞いた。

追いかけて来たり、殺そうとして来た人達は私の両親だという事を・・・。

それを聞いた私はただ、立っている事しか出来なかった。

奴が自分の両親だったなんて・・・。

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