幸せのカタチ☆おさななじみ☆
あたしより

少しだけ背の高い

サイの背中を見ながら


いくら考えてみても



答えなんて


出る筈もなく



ザワザワと


ざわめきの中


進んでゆく


部活紹介も



うまく耳に入ってこない


いつもだったら


振り向いて雑談してるような


状況なのに


サイは


じっと


前を見たままだった
< 101 / 335 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop