幸せのカタチ☆おさななじみ☆
『確認だけど・・』



『佐藤さんは斉藤さんのお友達・・なんだよね?』



「あ・・はい・・幼なじみで・・高校入って再会して・・」



ふぅん・・そっか・・






先輩は考えこむような仕草をする



『あの・・さ』



『結構デリケートな話だから』


『一応確認・・ね・・気を悪くしないでほしいんだけど』




『本当はこういうのって』



『他人が話すのってあんまりよくないと思うのよ』



『斉藤さんにとっても・・知られなくないのかもしれないし・・』




それは・・わかってるつもり



だからこんな風になったわけで



賢だって何も語ろうとはしないんだろう



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