幸せのカタチ☆おさななじみ☆
『ゆ・・き?』




驚いた表情であたしを見上げる


サイの頬には


沢山の水滴の跡があった




「あたしじゃ何もできないかもしれない」



「なんの役にもたたないけど・・」




「でも・・あたしはここにいるから」





「頼りになんてならないけど・・」




「そばにいるくらいしかできないけど・・」





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