幸せのカタチ☆おさななじみ☆
『あれ?彩音ってパーマ?』


『あ・・バレた?』


気まずそうにはにかむ

彩音ちゃん


さすが

サイ


鋭い


「そうなんだぁ」

「三つ編みでウェーブになったのかと思ったぁ」


『それが狙いで三つ編みにしてるんだけどねぇ』

『彩さんは鋭いなぁ』


『いや、優希が鈍いんでしょ』

すかさずサイが突っ込む

「そんなことっっ」


『ない?』



んぐっ


ないとは


言い切れないかもっ



「先生でも気づかないんだもん」


「普通でしょ」


ちょっといじけて


目の前の水を一気に飲み干す



「げほっ」


飲みすぎて



むせちゃった
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