幸せのカタチ☆おさななじみ☆
先輩の言葉を聞き終わらないうちに
サイは
突然歩き出す
何かを振り切るように
何かから逃げるかのようにも
見えた
『斉藤さんっっ』
少し
悲しそうな表情で
先輩は
サイを引き留めた
けれど
振り返ることなく
体育館の中へ
あたし達も
それを追うように
中へはいった
サイは
突然歩き出す
何かを振り切るように
何かから逃げるかのようにも
見えた
『斉藤さんっっ』
少し
悲しそうな表情で
先輩は
サイを引き留めた
けれど
振り返ることなく
体育館の中へ
あたし達も
それを追うように
中へはいった