レヴィオルストーリー3
玄関に着いたときには、何故だか青年が少女を肩車していた。
きゃあきゃあ嬉しそうなウリナをそのままに、ギルクは外と中を隔てる扉を開く。
「お待たせさん…、って、お?」
意外な客の正体にギルクは目を丸くした。
お客さんの方はウリナと戯れるギルクに静かな笑顔を向け、こんにちは、と挨拶する。
「エニスにユナル…?」
「うん。その子が子供かしら?」
「ちげーよ!でかすぎるだろ!!」
ボケたユナルに鋭くツッコみ、ギルクは思わず叫んでしまった。
激しいそれにユナルは楽しそうに笑う。
「もしかしてお祝い来てくれたのかぁ?」
赤い髪を「義理妹でぇす」と名乗ったウリナに弄られながら、眼鏡男子エニス君にギルクは訊ねた。
基本アレンと同じで無口な彼は、「それもあるけど…」と少し困った顔をする。
「? まぁいいや。入れよ、イルん家だけどな」
「あたしもだよ!だから入っていいよっ」
「ありがと、お邪魔します」
元気よく言ったウリナに微笑み、ユナルが少し頭を傾げた。
腰まである長い髪がさらりと揺れる。
そのまま四人は、シーア家のリビングに揃って入っていった。
きゃあきゃあ嬉しそうなウリナをそのままに、ギルクは外と中を隔てる扉を開く。
「お待たせさん…、って、お?」
意外な客の正体にギルクは目を丸くした。
お客さんの方はウリナと戯れるギルクに静かな笑顔を向け、こんにちは、と挨拶する。
「エニスにユナル…?」
「うん。その子が子供かしら?」
「ちげーよ!でかすぎるだろ!!」
ボケたユナルに鋭くツッコみ、ギルクは思わず叫んでしまった。
激しいそれにユナルは楽しそうに笑う。
「もしかしてお祝い来てくれたのかぁ?」
赤い髪を「義理妹でぇす」と名乗ったウリナに弄られながら、眼鏡男子エニス君にギルクは訊ねた。
基本アレンと同じで無口な彼は、「それもあるけど…」と少し困った顔をする。
「? まぁいいや。入れよ、イルん家だけどな」
「あたしもだよ!だから入っていいよっ」
「ありがと、お邪魔します」
元気よく言ったウリナに微笑み、ユナルが少し頭を傾げた。
腰まである長い髪がさらりと揺れる。
そのまま四人は、シーア家のリビングに揃って入っていった。