レヴィオルストーリー3

「愛情表現!?こんなややこしいのがあるわけないさ!
アレンは俺を苛めて楽しんでるんだよ!!」

「シリティーと変わらぬよ」

「…あ、ほんとだ」


コニスはメディンに諭されハッとしたようにアレンを見た。


その視線を無視したアレンはしかめっ面して自分の師匠を睨んでいる。



「…メディンさん。変なこと言わないで下さい」


思わずコニスが身震いするような低い声にも全く動じずに、メディンは楽しそうに笑った。

アレンがお年寄りや女に滅多に手をあげないことを知っているからか、余裕綽々。



「ほっほっほ、アレンのことなら何でもお見通しじゃ」

「だから違いますって」


「わかった!シリティーみたいなツンデレだな!?」



そういきなり叫んだフェニスは、見事にアレンにボコボコにされたとか。




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