whait rose
「なんで白いのかな」
少女は言った
「ねえ、これ以上歩いて何が変わるの?」
悲しかった
とても不安だった
「昔から変わってないのね」
少女はたまにおかしなことを言う
貴方は誰?
少女はまるでなにもかも見透かしたように話す
「深く考えないで、無理もしないで?」
この感覚
悲しくて泣きそうだけど暖かくて凄く落ち着く
そうだ
少女は小さい頃からこうやって
あたしを支えていてくれたんだ