whait rose
家につくと雪華はお母さんに駆け寄った
この時手を離さないであたしも
雪華についていけば良かった
お母さんは雪華を突き飛ばしたんだ
「おか、あさん…?」
もうやめて
雪華を傷つけないで
もう許さない
「雪華!!」
もう、見ていられない
「私は大丈夫だよ!ごめんねお母さん…」
偽りの笑顔
悲しげな眼差し
大丈夫じゃないのはあたしでもすぐにわかった
なんで謝ってるの?
雪華は悪くないのに