お隣さんは先生!?
やはり、無理があったのか?

自分を責める時もあった。

本当は違う学校も受けた。

しかし、君の笑顔が忘れなくなって

前の彼女とも別れた。

「どうしたんですか?」

「いいや。何もないよ。」

「彼氏いるの?」とそれと無く聞いた。

「いません。」と聞くと俺は

正直嬉しかった。

「彼女はいるんですか?」と聞いてきた。

「いないよ。昔はいたけど。」と言うと

由紀子は微かに微笑んだ。

俺は期待をしてもいいの?

けど、教師と生徒の関係を

俺と由紀子を苦しめる事に

なるとは思ってもいなかった。
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