遠い想い、君への言葉
遠い想い、
『どうしたら正しく生きて行けるの?私は、また、 間違っちゃたのかな? 離れたくないよ…、離れたくなかったよ…。』
君から届いた久しぶりのメール。
最近では、お互い、送る事も届く事も無くなってしまっていた。
初めて弱音の言葉を聞いた。
その時、君はいつだって強がって居たんだと、僕は気付いた。
…いや、気付くのが遅かった。
このメールは助けを求めている、君を追い詰めてしまったのは、助けるべき人間の、この僕自身だ。
気持ちをいち早く察して、手を貸してあげなきゃいけないのに…。