こゆび
お正月
元日
この日は、お宮参りで神社はごった返していた。
「まだかよ」
そう言っているのは、
葯河 幸助 北入江高校1年だ
「まあまあ、もうすぐ来るって」
そう言ってなだめているのは同じく北入江高校1年 河合 雅貴だった
幸助と雅貴は高校に入って初めてのホームルームの時、初めて話した時から意気投合してからの仲だ
「もうすぐって、もう約束の時間を30分もすぎてんだぞ」
幸助は、約束を破られるのがとても嫌いで、それが原因で中学の時は何度もトラブルを起こしていた。
「きっと何か、あったんだよ」
なんとか、落ち着かせようとしていた所に
「遅れてゴメン!待った?」
息を切らせながら来たのは、同じクラスの芦刈 蒼井 雅貴と同じで高校に入って初めてのホームルームの時に知り合った。
「めちゃくちゃ待った、何してたんだよ」
幸助の手は、固く握られ拳になっていた。
この日は、お宮参りで神社はごった返していた。
「まだかよ」
そう言っているのは、
葯河 幸助 北入江高校1年だ
「まあまあ、もうすぐ来るって」
そう言ってなだめているのは同じく北入江高校1年 河合 雅貴だった
幸助と雅貴は高校に入って初めてのホームルームの時、初めて話した時から意気投合してからの仲だ
「もうすぐって、もう約束の時間を30分もすぎてんだぞ」
幸助は、約束を破られるのがとても嫌いで、それが原因で中学の時は何度もトラブルを起こしていた。
「きっと何か、あったんだよ」
なんとか、落ち着かせようとしていた所に
「遅れてゴメン!待った?」
息を切らせながら来たのは、同じクラスの芦刈 蒼井 雅貴と同じで高校に入って初めてのホームルームの時に知り合った。
「めちゃくちゃ待った、何してたんだよ」
幸助の手は、固く握られ拳になっていた。