こゆび
悲劇の足音
高校の冬休みも終わり新学期を迎えた
「だりー」
「まあまあ」
「お前いつも、『まあまあ』ばっかりだな」
「そうかな?」
幸助と雅貴が話している所に
「よう2人とも」
元気よく蒼井が話し掛けてきた
「朝からうるせえ」
「ゴメンゴメン」
舌出してかわいこぶって謝った蒼井だが
「キモイ」
幸助に侮辱された蒼井は蹴りをかました。
「ぐふ」
そう一言残して崩れ落ちた。
「幸助、大丈夫か」
心配して覗き込む雅貴を見て
「お前今の止めようよ」
幸助をいつもなだめている雅貴は何故か蒼井をなだめようとはしない
「だりー」
「まあまあ」
「お前いつも、『まあまあ』ばっかりだな」
「そうかな?」
幸助と雅貴が話している所に
「よう2人とも」
元気よく蒼井が話し掛けてきた
「朝からうるせえ」
「ゴメンゴメン」
舌出してかわいこぶって謝った蒼井だが
「キモイ」
幸助に侮辱された蒼井は蹴りをかました。
「ぐふ」
そう一言残して崩れ落ちた。
「幸助、大丈夫か」
心配して覗き込む雅貴を見て
「お前今の止めようよ」
幸助をいつもなだめている雅貴は何故か蒼井をなだめようとはしない