こゆび
2人で行ってる途中話の話題は冬休みの事になった。

「元日大変だったよね」

「あ〜、お前が遅刻したり」

「あたしだけじゃないじゃん」

必死に否定しようとしたが

「いきなり気絶したり」

言い返せなかった。

「それは…仕方がなかったんだよ」

「仕方がなかった〜」

これはやばいと思った翠は

「あ、そう言えば、おみくじ当たったね」

「おみくじ?」

「ほら、2人でやったやった」

翠に言われようやく思いだした。

「あ〜、あれか」

「もしかして忘れてた?」
痛いとこをつかれたがここは平常心を持っているようだ

「ちゃんと覚えてたよ」

「本当に〜」

「本当に」

なんて話しているうちに学校に着いた。
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