こゆび
「まあまあ、幸助落ち着いて」
やばいと思って、中間に入った雅貴
「なんで遅れたの」
今度は、雅貴が優しく聞いた。
「いや、翠の着物の帯を絞めるのがうまくいかなくて」
幸助が恐いのか2、3歩引きながら答えた。
「それで、翠は」
まだ、キレ気味の幸助が聞いた。
「あれ、アハハ…おいてきちゃったみたい」
「ったく、あのバカは」
「あれ、幸助怒んないの」
雅貴が不思議そうに聞いた。
「あ〜、まあな、あいつはいつも俺の約束守らないもんだから、もう起こる気にもならん」
「へぇー」
「あたし、一回戻って捜してくる」
そう言って蒼井が行こうとしたが
「あ、俺が行くわ、お前は走って消耗しただろうからな、つか、よく着物で走ったな」
「まあね」
「まあいいや、んじゃ捜してくるわ」
そう言い、翠の家の方に向かった。
やばいと思って、中間に入った雅貴
「なんで遅れたの」
今度は、雅貴が優しく聞いた。
「いや、翠の着物の帯を絞めるのがうまくいかなくて」
幸助が恐いのか2、3歩引きながら答えた。
「それで、翠は」
まだ、キレ気味の幸助が聞いた。
「あれ、アハハ…おいてきちゃったみたい」
「ったく、あのバカは」
「あれ、幸助怒んないの」
雅貴が不思議そうに聞いた。
「あ〜、まあな、あいつはいつも俺の約束守らないもんだから、もう起こる気にもならん」
「へぇー」
「あたし、一回戻って捜してくる」
そう言って蒼井が行こうとしたが
「あ、俺が行くわ、お前は走って消耗しただろうからな、つか、よく着物で走ったな」
「まあね」
「まあいいや、んじゃ捜してくるわ」
そう言い、翠の家の方に向かった。