【子供に読み聞かせたくない童話】かなしいピエロ
ピエロくんがいえにかえるとちゅう、つなわたりのしょうじょにこえをかけられました。
「どうして、そんな“かお”をしてるの?」
「えっ!?」
しょうじょは、ピエロくんのかなしい“かお”をのぞきこみました。
「…だって、ぼく、なんにもできないから」
「そんなことないじゃない。あなたには、“えがお”っていうすばらしい“げい”があるじゃない」
「…えがおって、“げい”なのかな?」
「そうよ。だってわたし、こころのそこからわらったことないもん」
「え?」
「どうして、そんな“かお”をしてるの?」
「えっ!?」
しょうじょは、ピエロくんのかなしい“かお”をのぞきこみました。
「…だって、ぼく、なんにもできないから」
「そんなことないじゃない。あなたには、“えがお”っていうすばらしい“げい”があるじゃない」
「…えがおって、“げい”なのかな?」
「そうよ。だってわたし、こころのそこからわらったことないもん」
「え?」