ハートの苺キャンディー"THE運命?"
サクヤ
俺がお前と初めて口を交わしたあの日、出会いは"ハートの苺キャンディー"だった。
一応業界では人気な俺のグループは何処のライブでも満席に近くなる。
もしかしたら今までの3分の1は来てくれたファンがいたと思う。
だけどお前は来るのが初めて、そして…俺の存在も知らなかった。
正直驚いた。
だけど不思議と悔しいんじゃなく、ただ何故か嬉しかった。
お前の瞳は何色にも染まっていない、綺麗な色だった。
俺は最初、そこに惹かれたのだと思う。
純粋なお前、ドジなお前、天然なお前、優しいお前、
全てが全て正反対なお前が"大好き"で、"愛してる"。
お前と出会えたことが偶然だとしても、俺は"運命"だと信じていたい。
今までに、毎日に、そして未来に対して毎日"感謝"しています。
…―――コレからも幸せでいような?
大好きなお前へ。