ハートの苺キャンディー"THE運命?"




絶対天然だ…


"スゴいカッコいいのに"…───


夕陽は恥という言葉をしらないらしい。
だからあんなに簡単かつサラッと言えるんだ。


でもどうしてだろう、俺の胸はドキッと音をたてた。
なんだろうか、この感覚は…───


今までにない感情。
分からない…分からないから少し恐怖に感じた。



この気持ちは…
気にしないでおこう。
いつか必ず答えが見つかるはず…



何でかは分からないけど、本能がそう言った。



「平気だ…多分知らない奴なんて結構いるだろうし…
それにお前…あんまテレビ見てないだろ…?」



軽くフォローを入れながら言った。
でも…



「私…かなりテレビ見る方です」



意味をなさなかった。



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