いつか、また。
1章
四歳年上の姉。いつも元気で、明るくて。
地元の中学に行き、友達も多く彼氏も絶えなくて。
よく友達が家に遊びに来たね。
私もよく一緒にゲームやったりしてたっけ。

夜中に部屋に来て、まだ小学三年生くらいだった私にこどもの作り方を教えてくれたり。
私の髪の毛で遊んではプリクラ撮りに行こうって言ったり。
シノラーになってみたり。
まだ小学生の私に原宿までコンドーム大量に買いに行かせてみたり。
髪の毛いきなり金髪にしたのに眉毛は真っ黒なままだったり。
私の友達と文通してみたり。

きっと、ずっとそんなファンキーな貴方だと思っていました。
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