いつか、また。
夜、また貴方の部屋へ行きました。
そこで、私は貴方の中のとある人格と話をしたのです。そして知りました。
貴方の中に、貴方を憎んでいる人格がいる事を。
守ろうとしている人格が、必死にそれを防いでいるということを。

嫌な予感、がしました。
何故、嫌な予感に限って当たってしまうのでしょうか。

貴方を憎んでいる人格が貴方を傷つけるまでに、そう時間はかかりませんでした。
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