スノウ
第2章 決別
サヨウナラ
あれから数日が過ぎた。
隼人から連絡がくることはなかった。
きっと忙しくしているのだろう。
今までだってずっとこうだった。
だけど
今回は違う。
隼人の心の中は、仕事のことでいっぱいなのだろう。
昼は仕事が紛らわせてくれた。
幸いなことに私の仕事はわんさかあって、次から次へとやることがあった。
だけど
家に帰ってお仕事モードの私を脱ぎ捨てると、本当は寂しくて仕方ない本当の私が顔を出す。
どんなに仕事を頑張って疲れてこようと、寂しさを埋めるためにお酒を飲んでも、この気持ちは埋まることがなかった。
そんな時、慧がくれたCDを思い出した。
ここ数日、一度も聴くことのなかったCD。
コンポに入れて再生を押す。
どうせ先日のクラブでのようにテンション高めのトラックばかりなのかと思ったら意外と静かな感じ。
ゆったりできるようなトラックから、徐々に元気になってくるトラックへ変化していく感じは、これが慧の仕事なんだ…と思った。
ジャンルも一つに偏ることなく、色んな要素がある感じで、素人の私がどうこう言えるものではないが、聞いていて心地よかった。
と同時に携帯が鳴った。
見覚えのある番号。
忘れられるはずもない
隼人だ。
隼人から連絡がくることはなかった。
きっと忙しくしているのだろう。
今までだってずっとこうだった。
だけど
今回は違う。
隼人の心の中は、仕事のことでいっぱいなのだろう。
昼は仕事が紛らわせてくれた。
幸いなことに私の仕事はわんさかあって、次から次へとやることがあった。
だけど
家に帰ってお仕事モードの私を脱ぎ捨てると、本当は寂しくて仕方ない本当の私が顔を出す。
どんなに仕事を頑張って疲れてこようと、寂しさを埋めるためにお酒を飲んでも、この気持ちは埋まることがなかった。
そんな時、慧がくれたCDを思い出した。
ここ数日、一度も聴くことのなかったCD。
コンポに入れて再生を押す。
どうせ先日のクラブでのようにテンション高めのトラックばかりなのかと思ったら意外と静かな感じ。
ゆったりできるようなトラックから、徐々に元気になってくるトラックへ変化していく感じは、これが慧の仕事なんだ…と思った。
ジャンルも一つに偏ることなく、色んな要素がある感じで、素人の私がどうこう言えるものではないが、聞いていて心地よかった。
と同時に携帯が鳴った。
見覚えのある番号。
忘れられるはずもない
隼人だ。