スノウ
慧が車を止めたのは、札幌の中でもかなり高い部類の高層マンションだった。

「降りて〜。」

車から降りて、マンションの入り口に立つ。。

「ほら、カードキー。」

かざすだけでドアが開いた。

マンションのエレベーターに乗る。

「ここ、何階まであるの?」

「地上40階」

「何階に住んでるの?」

「40階。」

一体、彼は何者なんだろう・・・。

部屋までは高速のエレベーターのお陰であっと間についた。

エレベーターを降りて、慧はカードキーをかざす。

「どうぞ」



足を踏み入れて驚いた。
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