スノウ
意味がわからない。
私の左手の薬指に輝くダイヤモンドは…?プロポーズじゃなかったの?
「何の冗談…」
そう言いかけた時
「社長の娘と結婚が決まったんだ。だけど愛してるのはみちるなのは変わらない。ぼくはこの会社のトップになりたい。」
何、言ってるの・・・・
「じゃあこのダイヤ何・・・・」
隼人は困ったような顔をしている。
「私、これから愛人になるの・・・?冗談じゃないわよ・・・。」
「みちる。わかって。」
何をわかれと言うのか。
そんな事言われたら私がわがまま言ってるみたいだ。
「ごめん。仕事に戻らなきゃならなくなったんだ。会計、すませておくから。近いうちにゆっくり話し合おう。」
隼人の携帯が震えている。
いつもこう。
私が隼人と向き合いたいと考えていても、隼人はそれを遮るように仕事に戻って行く。
テーブルのキャンドルの向こうに隼人の背中が見えていたけれど、追いかけない。
無駄だと知っている。
いつだって仕事第一なのだから。
私の左手の薬指に輝くダイヤモンドは…?プロポーズじゃなかったの?
「何の冗談…」
そう言いかけた時
「社長の娘と結婚が決まったんだ。だけど愛してるのはみちるなのは変わらない。ぼくはこの会社のトップになりたい。」
何、言ってるの・・・・
「じゃあこのダイヤ何・・・・」
隼人は困ったような顔をしている。
「私、これから愛人になるの・・・?冗談じゃないわよ・・・。」
「みちる。わかって。」
何をわかれと言うのか。
そんな事言われたら私がわがまま言ってるみたいだ。
「ごめん。仕事に戻らなきゃならなくなったんだ。会計、すませておくから。近いうちにゆっくり話し合おう。」
隼人の携帯が震えている。
いつもこう。
私が隼人と向き合いたいと考えていても、隼人はそれを遮るように仕事に戻って行く。
テーブルのキャンドルの向こうに隼人の背中が見えていたけれど、追いかけない。
無駄だと知っている。
いつだって仕事第一なのだから。