俺様男に要注意!!
§Story5§
「どこ行くの?」
良くぞ聞いてくれました。
「まだ秘密。
乗れよ」
そう言って自転車の
後ろを親指で指した。
「は??
重いから無理」
いや…
細すぎに近い、
その体型で重いと?
「良いから」
「だから無理。
歩くから良いよ」
「っとに面倒くせ…
早くしろっつったら
早くしろ」
「はあーっ…
重たすぎて死んでも
しらないからね」
「任せろ」
やっと納得かよ。