エリートの旋律


あ・・・コレは酒のせいだ!



うん、そうそう・・・・



そうじゃなきゃ、おかしいよ・・・・







なのに・・・・・





「貴女に付き合い切れるのは、誰か・・・

もうすぐ、気づいてくれそうだし――?」


そんな私に、ニヤッと口角を上げて微笑んだ。




まるで、全てを見透かしているよう――




「・・・っ――」



何で、ドキドキするんだろう・・・





年下のクセに、ヘンに落ち着きを払っていて。




いつも私は、言い包められるけど。





でも・・・・・




コイツが、まさか・・・ね―――?







        【終】








< 9 / 10 >

この作品をシェア

pagetop