不思議な喫茶店
弐
彼は、本当に普通の高校生だった。
何かはっきりとしたものに不満や怒りなんかがあった訳じゃない。
両親とも弟とも友達とだって不仲だったり、険悪だったりしていなかった。
だけど、ある日プツンと糸が切れた感じがした。
突然何もかもどうでも良くなった。
ある日、授業をさぼった。
それが、きっかけ。
1日中公園にいたり、学校の屋上でぼーっとしてよく授業をさぼるようになっていた。
先生も始めのうちは俺と話す努力をしてたけど、態度は変わらないし困っていたみたいだった。
そのうち他に悪い事をして問題を起こしたりしないから、構われなくなった。
友達とも遊ばなくなり、家族とも疎遠になった。
無気力で無感情にただ毎日を過ごしていた。
そんな時に出会った。
彼の人生を大きく変えた一人の女性に。
何かはっきりとしたものに不満や怒りなんかがあった訳じゃない。
両親とも弟とも友達とだって不仲だったり、険悪だったりしていなかった。
だけど、ある日プツンと糸が切れた感じがした。
突然何もかもどうでも良くなった。
ある日、授業をさぼった。
それが、きっかけ。
1日中公園にいたり、学校の屋上でぼーっとしてよく授業をさぼるようになっていた。
先生も始めのうちは俺と話す努力をしてたけど、態度は変わらないし困っていたみたいだった。
そのうち他に悪い事をして問題を起こしたりしないから、構われなくなった。
友達とも遊ばなくなり、家族とも疎遠になった。
無気力で無感情にただ毎日を過ごしていた。
そんな時に出会った。
彼の人生を大きく変えた一人の女性に。