涙恋~RUIRENの魔法~
気分の悪い朝
朝、家を出た私を直樹が待っていた。

「おは~亜恋~
今日は一緒にサボろうよ。」

「だめよ。学校サボるなんてありえない。」

無視した。

「いいじゃん~行こうよ。」

「どこ?」

「俺んち~」

「ムリ!!」

   学校に行かなきゃ先生に会えないもの。


無視して歩きだした。


「亜恋ちゃ~ん~今日俺学校行ったら
先生いじめちゃうかな~。」

「は?頭わるい奴。」
私は言葉を吐きだした。


「たぶん、今日は俺には来てほしくないと
思うよ~せんせ~」
ニヤニヤ笑った。


< 109 / 441 >

この作品をシェア

pagetop