涙恋~RUIRENの魔法~
難問
先生に好きな人がいるなんて
考えもしなかった私は
地下鉄のホームで見かけた光景に苦しんだ。


相手の女は私よりたいしたことない 


とか、負け惜しみをこじつけるが
二人の幸せそうな顔が
どうしても
あきらめなさいと言っているようで
何度も先生の言いかけた言葉は
きっとこのことなんだ
そう確信した。


ベットに入っても眠れなかった。


私はもう先生に恋してる域は
通り越していいた。


   アイシテル


先生に自分のすべてを捧げたい
そう思うくらい
狂おしい・・・・・・・・



   いいじゃん、奪ってやれば
   案外、楽しいかもよ

悪魔が囁く


簡単に手に入らないから
私は燃える


先生と生徒という禁断の関係
そして極めつけは
先生には彼女がいる


私の中の悪魔が笑う
< 124 / 441 >

この作品をシェア

pagetop