涙恋~RUIRENの魔法~
情報
加恋が 愛斗に恋していく様子は
見ていてドキドキした。

帰ってくると
私のところにやってきては
愛斗の話を教えてくれた。



「今日ね、少し話ができたの。
それでね、ボールもっていたら
『片方もってやるよ』だって~」

キャ~といって
恥ずかしがった。




大きな瞳はきらきらと輝いていた。


そんな話をきいていると
私までなぜか、愛斗という男の子に
支配されてくるのがわかった。


そんな気持ちに歯止めをかけるのが
加恋の言葉。



「愛斗の彼女になりたい……」






そんな切ない加恋を見て
   応援しなくちゃ




そう言い聞かせる。

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