涙恋~RUIRENの魔法~
「俺は・・・・・
死にたくない・・・・・・・・・
みんなに見捨てられて・・・・・
恨まれて・・・・・
それでも・・・・・
生きて・・・・いたい・・・・・・
一人になったって・・・・・
未来を想像したい・・・・・
おまえの
幸せを・・・・・
願っていたかった・・・・・・・・・」



私は必死に優を見つめた。
涙が優を
ぼやけさせる・・・・・
涙も鼻水も
・・・・・・・・・・・・・・・


今は必死に絶えて歩こうとしてきた
優の本音を
隠してた心の叫びを
聞いてあげたいと思った。



「俺は死ぬ時
悔いを残したくない・・・・・・・・
おまえは誰かと
幸せに愛し合ってくれていてほしい・・・・
亜恋を抱きしめたら
命が尽きる時
後悔する。
また・・・・・
後悔するから・・・・・・・・・・
あの時
どうして
抱きしめてしまったんだろう・・・・・・って・・・
悲しい恋を
もうさせたくない・・・・
だから・・・・・・・
俺を哀れだと思って
忘れてくれ!!」


私はずっと首を振り続ける。




あの別れの日がよみがえる・・・・・・・・・・・


「ばいばい・・・・」


「ばいばい・・・・」


消えていく優を泣きながら見送った
あの悲しい日・・・・
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