涙恋~RUIRENの魔法~
「魔法だね。」


「亜恋が魔法をかけてくれるんだよ。」


「亜恋と見るものは
なんでも美しく思える。」


優が私を抱きしめる。


私たちの未来には
道が重なることはない・・・・・・
でもこうして
たまにでもいいから~
贅沢は望まないから私が
優に触れ合えれば
それだけでいいの。


お日様の下では
不思議に涙がでない


いつも
人目につかないように
後ろめたさで一杯だけど


お日様は平等に
光を当ててくれるから~~~


私は自転車をこぎながら
昨日の楽しい時間を思い出していた。


  きもちい~い!!

風が私の頬を優しく撫ぜる


優しいと感じたのは
この朝が最後だった・・・・・
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