涙恋~RUIRENの魔法~
横顔
ただ寄り添って同じ風景を見ているだけ。
時だけがたっていく。
空は時間と一緒に色を変えていく。
優が静寂をきった。
「ごめんな。悲しい想いをさせて
学校・・・・行きたいだろう?
ごめんな。みんな俺が悪い・・・・」
「ユウくんのいない学校に
未練なんかないもん。
悪いのは私・・・・・・・
自分の気持ち押し付けて
ユウくんからみんな奪ってしまった・・・・」
私は優の腕に手を
まわした。
「ここに生きている意味は
なにもない・・・・・・
ユウと一緒にいたい・・・・・」
「亜恋・・・・・
俺たちが一緒にいるとしたら
それはこの世界じゃないとしたら?」
「かまわない・・・・
死んだらみんな忘れられる・・・・
縛られてる事情も
全て・・・・・・」
「そっちの世界は
本当に一緒にいられるのかな・・・・」
私はマフラーをはずした。
そしてお互いの身体を
きつく縛った。
「大丈夫だよ。
こうしておいたら絶対離れないから」
涙が溢れてきた。
「怖くない?」
「一緒なら怖くないよ・・・・」
しばらく空を見ていた。
その時優の携帯が鳴った。
「ごめん、ちょっと見ていい?」
「うん・・・・・」
私は携帯から目をそらした。
優が携帯を開いた。
その一瞬私も携帯を盗み見した。
時だけがたっていく。
空は時間と一緒に色を変えていく。
優が静寂をきった。
「ごめんな。悲しい想いをさせて
学校・・・・行きたいだろう?
ごめんな。みんな俺が悪い・・・・」
「ユウくんのいない学校に
未練なんかないもん。
悪いのは私・・・・・・・
自分の気持ち押し付けて
ユウくんからみんな奪ってしまった・・・・」
私は優の腕に手を
まわした。
「ここに生きている意味は
なにもない・・・・・・
ユウと一緒にいたい・・・・・」
「亜恋・・・・・
俺たちが一緒にいるとしたら
それはこの世界じゃないとしたら?」
「かまわない・・・・
死んだらみんな忘れられる・・・・
縛られてる事情も
全て・・・・・・」
「そっちの世界は
本当に一緒にいられるのかな・・・・」
私はマフラーをはずした。
そしてお互いの身体を
きつく縛った。
「大丈夫だよ。
こうしておいたら絶対離れないから」
涙が溢れてきた。
「怖くない?」
「一緒なら怖くないよ・・・・」
しばらく空を見ていた。
その時優の携帯が鳴った。
「ごめん、ちょっと見ていい?」
「うん・・・・・」
私は携帯から目をそらした。
優が携帯を開いた。
その一瞬私も携帯を盗み見した。