涙恋~RUIRENの魔法~
昔兄と妹として
再婚した親に連れられてきたこと
自分には記憶がなかったけど
一枚の写真が
唯一の家族の写真で
自分を抱いて笑顔で微笑む
少年をいつしか好きになってしまった・・・・
その男の子に16年ぶりに
会いに行って
もっと好きになってしまったこと
でもその人は
妹としてしか自分をみてくれない
その人にも新しい恋が見つかって
幸せそうにしている
彼を見るのがつらくて
家を出たんだけど
病気になって入院してしまったこと
いろんな複雑な状況がとりまいているようだ。
「でもナナンの好きな人は
会いにきてくれるんでしょ?」
「うん。」
「じゃあ、素直に笑おうよ。
どんな事情があっても
彼に心が届くように
笑わなきゃ・・・・・ダメよ。
チャンスは何度もこないんだよ。」
「そうだよね。
本当にそうなんだけど
なんか素直になれなくて・・・・」
「今日は彼に会ったら
笑うこと~やってみようね。」
私は小指を出した。
「約束だよ、
お友達のしるし
それからナナンが自分を好きになる
しるしだよ。」
奈楠はにっこり微笑んで
私の小指に
からませた。
「友達と
素直になろう、と
二つの約束だ~
頑張ってみるから~」
私は友達という言葉にワクワクした。
再婚した親に連れられてきたこと
自分には記憶がなかったけど
一枚の写真が
唯一の家族の写真で
自分を抱いて笑顔で微笑む
少年をいつしか好きになってしまった・・・・
その男の子に16年ぶりに
会いに行って
もっと好きになってしまったこと
でもその人は
妹としてしか自分をみてくれない
その人にも新しい恋が見つかって
幸せそうにしている
彼を見るのがつらくて
家を出たんだけど
病気になって入院してしまったこと
いろんな複雑な状況がとりまいているようだ。
「でもナナンの好きな人は
会いにきてくれるんでしょ?」
「うん。」
「じゃあ、素直に笑おうよ。
どんな事情があっても
彼に心が届くように
笑わなきゃ・・・・・ダメよ。
チャンスは何度もこないんだよ。」
「そうだよね。
本当にそうなんだけど
なんか素直になれなくて・・・・」
「今日は彼に会ったら
笑うこと~やってみようね。」
私は小指を出した。
「約束だよ、
お友達のしるし
それからナナンが自分を好きになる
しるしだよ。」
奈楠はにっこり微笑んで
私の小指に
からませた。
「友達と
素直になろう、と
二つの約束だ~
頑張ってみるから~」
私は友達という言葉にワクワクした。