涙恋~RUIRENの魔法~
「もうそんな時間たっちゃったの?
早いね~」


私は体を起こそうとしたけど
動かない。
目だけが優をとらえている。


「亜恋はおいて行くから・・・・・・
先に・・・・・行くよ・・・・・・・
すこし遊んでからおいで。」


「待って・体が動かないの・・・・・・」


優は笑顔で微笑むだけ・・・・・

そして優は部屋の取っ手に手をかけた。


「いや~~~~~!!ユウ~~~
いかないで~~~~~」

私は絶叫したけど
優は外に出てしまった。

涙で飛び起きた





……夢………?



冷や汗でシャツがぬれていた。



私は飛び起きた。
そして学校への道をひたすら
駈け出した。



「ユウ・・・・・・」




学校めがけて走る道


まだまだ優は私のものだから
連れて行かないで・・・・・




神さま
あともう少し


時間をください。
愛を語り合い
わすれられないように
覚えておく時間が・・・・・・・・・・・・
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