涙恋~RUIRENの魔法~
宣告
後ろ髪を引かれるように
私は部屋を後にした。
こんななんでもない
別々の行動も
今は、恐ろしい・・・・・



  もう会えない


そんな気がして・・・・・・・・


今日は優の友人がくるということで
やっぱり
一緒にいずらかった。



事情が事情だから・・・・・



奈楠に会いに行くついでに
病院から薬ももらうことになっていた。


優が渡してくれと
かいたメモをもって・・・・・・




「中村さん~中村 優さん~」


私は看護師に手を挙げた。



「お薬の種類をかえてほしいって
メモがあるんだけれど
本人さんはいらしてないのかしら?」



「はい。」



「ちょっと、先生に様子
知らせてくれるかな?」


急きょ診察に変更した。
< 305 / 441 >

この作品をシェア

pagetop