涙恋~RUIRENの魔法~
決意の準備・・・・・
出発の日
私が目覚めたとき
優は部屋の整理をしていた。
さびしいくらいに片付いていたから
私は驚いた。
「おはよう。」
「おはよう。ね?あれからねなかったの?」
「寝られなかったから
少し片付けしていた。」
「だって、引っ越しの前みたいだよ・・・・」
私は悲しくなった。
「もうこんな日は近いと思ってたから
準備はしていたんだ。
亜恋、パソコンとかテレビとか
自分の部屋に置いてくれるか?
ここに荷物みんな行先お願いしてあるから・・・
なんかあったら・・・・・」
私はその先を聞くのが怖い。
優に抱きついた。
「やだ・・・・
そんなこと言わないで・・・・・」
優は私の背中に毛布をかけた。
「カゼひくぞ~
もう雪いつきてもいいから・・・・
バイクももう
売っちゃったから・・・・」
「どうして?
私に何も知らないよ。
バイクは思い出いっぱいなのに・・・・」
「ごめん、
時間がないと思ってたから
あの最後に乗った日で
けじめつけたんだ。」
「洋服はみんな捨てていいから・・・・
でも・・・・
昔お揃いで買った
ジャージは・・・・・
骨になる時、着せてほしいんだ。」
私は優にしがみつく。
「大事なことを
亜恋にお願いしてる。
全部亜恋にお願いしたいんだ・・・・
俺の生きた証を・・・・・・」
「それから理恵子のノートは
悩んだ結果
理恵子の両親に送ることにした。
今日、出していく。」
水色のノートは
理恵子さんの優に宛てた
愛の遺書・・・・・
あの遺書を読んだら
理恵子さんの両親は
きっと・・・・
優のことをまた憎むんだろうか
それとも
少しは許してくれるんだろうか
私が目覚めたとき
優は部屋の整理をしていた。
さびしいくらいに片付いていたから
私は驚いた。
「おはよう。」
「おはよう。ね?あれからねなかったの?」
「寝られなかったから
少し片付けしていた。」
「だって、引っ越しの前みたいだよ・・・・」
私は悲しくなった。
「もうこんな日は近いと思ってたから
準備はしていたんだ。
亜恋、パソコンとかテレビとか
自分の部屋に置いてくれるか?
ここに荷物みんな行先お願いしてあるから・・・
なんかあったら・・・・・」
私はその先を聞くのが怖い。
優に抱きついた。
「やだ・・・・
そんなこと言わないで・・・・・」
優は私の背中に毛布をかけた。
「カゼひくぞ~
もう雪いつきてもいいから・・・・
バイクももう
売っちゃったから・・・・」
「どうして?
私に何も知らないよ。
バイクは思い出いっぱいなのに・・・・」
「ごめん、
時間がないと思ってたから
あの最後に乗った日で
けじめつけたんだ。」
「洋服はみんな捨てていいから・・・・
でも・・・・
昔お揃いで買った
ジャージは・・・・・
骨になる時、着せてほしいんだ。」
私は優にしがみつく。
「大事なことを
亜恋にお願いしてる。
全部亜恋にお願いしたいんだ・・・・
俺の生きた証を・・・・・・」
「それから理恵子のノートは
悩んだ結果
理恵子の両親に送ることにした。
今日、出していく。」
水色のノートは
理恵子さんの優に宛てた
愛の遺書・・・・・
あの遺書を読んだら
理恵子さんの両親は
きっと・・・・
優のことをまた憎むんだろうか
それとも
少しは許してくれるんだろうか