涙恋~RUIRENの魔法~
「亜恋、俺すげー幸せだから
それだけ覚えておいて。
こんなに幸せでいられるのは亜恋のおかげ。
サンキューな~」


「私も幸せ・・・・」



愛の言葉を掛け合いながら
何度もキスをした。


優がいたずらっぽい目をして
セーラー服の下から指をくぐらせた。


「こら、こら・・・ここは病院よ。」


優の指がいつものように散歩を
始めた。


「顔みせて・・・・・」
優は私をじーっと見つめながら
切なく身をよじる私を見つめながら

これでもか・・・と
敏感な部分を指が散歩して歩く・・・・



満ち溢れた音だけが
静かに響いた。


 ん・・・・ん・・・・



私は、必死に声を押し殺し
優の指だけで絶頂にのぼりつめる。


そんな私を確認して



指は私から静かに離れ
優は笑顔でその指にキスをした。



「恥ずかしい・・・・よ・・・・」



「かわいいよ、亜恋・・・・・
愛してる・・・・・・」


そしてまた長いキスをした。


私の熱く燃え上がった中心にはいつまでも
優の指を感じていた。



しばらくして



優の両親がやってきた。

「あら、亜恋ちゃん、学校は?」

「さぼっちゃいました。」
< 335 / 441 >

この作品をシェア

pagetop