涙恋~RUIRENの魔法~
約束の笑顔
電気を消して
カーテンをあけるように優が言った。
私は廊下を歩く看護師に話をして
言われたとおりにした。
窓の外には街のあかりと
おだやかになった空が広がった。
「よかった・・・・・
雪がやんで・・・・・・」
私も窓を見ながら
心を落ち着けようとした。
「亜恋・・・」
優の声に振り向いた。
優は上半身を起こしてベットに座っていた。
「大丈夫なの?」
優がやさしく笑った。
少し呼吸が荒くなってきたように感じた。
私も優の隣に座った。
「むこうについたら、理恵子と子供を探して
謝らなきゃ・・・・
俺…すげー忙しくしてるから
亜恋は、こっちでしっかり生きていくんだぞ・・・・」
一言言い終わると
息切れがしてきた。
「うん。幸せにしてあげてね。」
「亜恋と出会うのは
来世・・・・どうか普通に出会って
恋して・・・・愛しあえますように・・・・
だから俺達のこの愛は
一度ここで完結な・・・・・・
俺が逝ったら
亜恋の第二部が始まるんだぞ・・・・・
絶対・・・・俺のように
悔いのない人生だったと
思えるような・・・・最期を・・・・
向かえて・・・・
早く恋して…結婚して
家庭をもって・・・・・」
優は苦しさに顔を歪めた。
カーテンをあけるように優が言った。
私は廊下を歩く看護師に話をして
言われたとおりにした。
窓の外には街のあかりと
おだやかになった空が広がった。
「よかった・・・・・
雪がやんで・・・・・・」
私も窓を見ながら
心を落ち着けようとした。
「亜恋・・・」
優の声に振り向いた。
優は上半身を起こしてベットに座っていた。
「大丈夫なの?」
優がやさしく笑った。
少し呼吸が荒くなってきたように感じた。
私も優の隣に座った。
「むこうについたら、理恵子と子供を探して
謝らなきゃ・・・・
俺…すげー忙しくしてるから
亜恋は、こっちでしっかり生きていくんだぞ・・・・」
一言言い終わると
息切れがしてきた。
「うん。幸せにしてあげてね。」
「亜恋と出会うのは
来世・・・・どうか普通に出会って
恋して・・・・愛しあえますように・・・・
だから俺達のこの愛は
一度ここで完結な・・・・・・
俺が逝ったら
亜恋の第二部が始まるんだぞ・・・・・
絶対・・・・俺のように
悔いのない人生だったと
思えるような・・・・最期を・・・・
向かえて・・・・
早く恋して…結婚して
家庭をもって・・・・・」
優は苦しさに顔を歪めた。